昭和維新試論
日本人は、はじめて差別に憤り、平等を希求した。本書は、忌まわしい日本ファシズムへとつながった〈昭和維新〉思想の起源を、明治の國家主義が帝國主義へと転じた時代の不安と疎外感のなかに見出す。いまや忘れられた渥美勝をはじめとして、高山樗牛、石川啄木、北一輝らの系譜をたどり、悲哀にみちた「維新者」の肖像を描く、著者、最後の書。(講談社學(xué)術(shù)文庫)
日本人は、はじめて差別に憤り、はじめて平等を求めた。
悲哀にみちた「昭和維新者」の肖像を描く著者、最後の書。
日本人は、はじめて差別に憤り平等を希求した。本書は、忌まわしい日本ファシズムへとつながった昭和維新思想の起源を、明治の國家主義が帝國主義へと転じた時代の不安と疎外感に見出す。いまや忘れられた渥美勝をはじめとして、高山樗牛、石川啄木、北一輝らの系譜をたどり、悲哀にみちた「維新者」の肖像を描いた、著者最後の書。(...
日本人は、はじめて差別に憤り、平等を希求した。本書は、忌まわしい日本ファシズムへとつながった〈昭和維新〉思想の起源を、明治の國家主義が帝國主義へと転じた時代の不安と疎外感のなかに見出す。いまや忘れられた渥美勝をはじめとして、高山樗牛、石川啄木、北一輝らの系譜をたどり、悲哀にみちた「維新者」の肖像を描く、著者、最後の書。(講談社學(xué)術(shù)文庫)
日本人は、はじめて差別に憤り、はじめて平等を求めた。
悲哀にみちた「昭和維新者」の肖像を描く著者、最後の書。
日本人は、はじめて差別に憤り平等を希求した。本書は、忌まわしい日本ファシズムへとつながった昭和維新思想の起源を、明治の國家主義が帝國主義へと転じた時代の不安と疎外感に見出す。いまや忘れられた渥美勝をはじめとして、高山樗牛、石川啄木、北一輝らの系譜をたどり、悲哀にみちた「維新者」の肖像を描いた、著者最後の書。(解説?鶴見俊輔)
朝日の遺書全體を貫いているものをもっとも簡明にいうならば、何故に本來平等に幸福を享有すべき人間(もしくは日本人)の間に、歴然たる差別があるのかというナイーヴな思想である。そして、こうした思想は、あえていうならば、明治期の人間にはほとんど理解しえないような新しい観念だったはずだというのが私の考えである。(……)私はもっとも広い意味での「昭和維新」というのは、そうした人間的幸福の探求上にあらわれた思想上の一変種であったというように考える。――<本書より>
※本書の原本は、1984年に朝日新聞社より刊行されました。文庫化にあたっては1993年に刊行された朝日選書版を底本とし、2007年に筑摩書房より刊行された、ちくま學(xué)蕓文庫版を參照しました。
著:橋川 文三(ハシカワ ブンソウ)
1922~1983年。長崎県対馬(上県郡、現(xiàn)対馬市)生まれ。1945年、東京大學(xué)法學(xué)部卒業(yè)。編集者として活躍しながら1957年に『同時代』誌で「日本浪曼派批判序説」の連載を開始。1958年より明治大學(xué)政経學(xué)部講師として、後に教授として近代日本政治思想史を講じる。
○主著:
『日本浪曼派批判序説』未來社、1960年、増補版1965年/講談社文蕓文庫、1998年。
『歴史と體験』春秋社、1964年、増補版1968年。
『現(xiàn)代知識人の條件』徳間書店、1967年/弓立社、1974年。
『近代日本政治思想の諸相』未來社、1968年。
『ナショナリズム―その神話と論理』紀(jì)伊國屋新書、1968年。
『黃禍物語』筑摩書房、1976年/巖波現(xiàn)代文庫、2000年。
『西郷隆盛紀(jì)行』朝日新聞社、1981年/朝日選書、1985年。
『昭...
著:橋川 文三(ハシカワ ブンソウ)
1922~1983年。長崎県対馬(上県郡、現(xiàn)対馬市)生まれ。1945年、東京大學(xué)法學(xué)部卒業(yè)。編集者として活躍しながら1957年に『同時代』誌で「日本浪曼派批判序説」の連載を開始。1958年より明治大學(xué)政経學(xué)部講師として、後に教授として近代日本政治思想史を講じる。
○主著:
『日本浪曼派批判序説』未來社、1960年、増補版1965年/講談社文蕓文庫、1998年。
『歴史と體験』春秋社、1964年、増補版1968年。
『現(xiàn)代知識人の條件』徳間書店、1967年/弓立社、1974年。
『近代日本政治思想の諸相』未來社、1968年。
『ナショナリズム―その神話と論理』紀(jì)伊國屋新書、1968年。
『黃禍物語』筑摩書房、1976年/巖波現(xiàn)代文庫、2000年。
『西郷隆盛紀(jì)行』朝日新聞社、1981年/朝日選書、1985年。
『昭和ナショナリズムの諸相』名古屋大學(xué)出版會、1994年(筒井清忠編)。
『柳田國男論集成』作品社、2002年(原本は講談社學(xué)術(shù)文庫『柳田國男』1977年。
『橋川文三著作集』増補版全10巻、筑摩書房、2001年。
