探偵小説論〈III〉
世界戦爭という経験を通し、変容していった文學(xué)。大江健三郎、三島由紀(jì)夫、坂口安吾、小林秀雄、大岡昇平、中野重治……。昭和という世界戦爭の時代の文學(xué)者の作品を論じることで、戦爭と文學(xué)の密接な関わりを明らかにし、ひいては探偵小説の時代的な意味を解明する。『探偵小説論〈I〉』と表裏をなす、比類なき戦後文學(xué)論。笠井潔が長年に亙り論じてきているテーマの根幹をなす一冊。
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【目次】
第1章 プロレタリア文學(xué)と二〇世紀(jì)的なもの
第2章 文學(xué)と戦爭の絶対的形態(tài)
第3章 世界戦爭と空虛な主體性
第4章 総力戦體制と主體性の分裂
第5章 「ゆたかな社會」の明るい地獄
第6章 核時代と千年王國の預(yù)言者
笠井 潔(カサイ キヨシ)
1948年東京生まれ。79年にデビュー作『バイバイ、エンジェル』で第6回角川小説賞を受賞。以降『サマー?アポカリプス』『薔薇の女』他、矢吹駆を主人公としたシリーズなど數(shù)多くの小説を発表する傍ら、精力的な評論活動を展開。98年『本格ミステリの現(xiàn)在』編纂で第51回日本推理作家協(xié)會賞受賞。2003年の第3回本格ミステリ大賞では『オイディプス癥候群』で小説部門を、『探偵小説論序説』で評論?研究部門をダブル受賞。
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